2007.02.21 Wednesday

アルジャーノンに花束を

知能指数68の主人公が手術によって天才となる過程を描いた作品。

手術後、驚異的な知能を得るが、その後、急激に知能を失っていく。一人称による経過報告式の文章で主人公の意識の変遷を追う形で物語が進んでいる。

知能が低いときの文章は誤字などがあり、読みにくい部分もあるが、主人公の素直で純粋な性格がよく表れていると思う。天才になったからといって人間は幸せになれるものではない、というのがよくわかる。

反対に知能が低くて何も知らない状態が、必ずしも不幸であるとも言えないと思う。

結末の2行、「ついしん」の部分は涙をさそう。30年以上も前に書かれた作品ではあるが、時代を感じさせない感動的なサイエンス・フィクションである。


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